「何」を言ってるかよりも「誰」が言ってるかが重要である
私よりも、ずっと年上の人生の先輩にあたるお客様2人(A様,B様)との接客中の会話で気付いたことがあります。
お酒をどの位の頻度で飲みに行くか?
という話題の中で私が言われたことです。
正確な言葉ではないですが、こんな感じのニュアンスだったと解釈しています。
A様
「若いうちは飲みに行くのも楽しいと思うが、私があなたくらいの年齢に戻れるならグッと堪えて仕事や自分を高める勉強をするかなぁ」
ふむふむ、なるほど・・・
B様
「若いうちは、どんどん外に出て色々な経験を積んだほうがいい。何事も自分で体験してみるのが一番だよ」
ふむふむ、なるほど・・・
どちらのお客様も尊敬できる方なので非常に説得力があります。
そして、言ってる内容は反対ですが、どちらも正解なのだと思います。
ん・・・?
言ってる内容が反対なのに、どちらも正解だと思う・・・?
・・・・・。
これは、もしかして・・・
「何」を言ってるかが重要なのではなく「誰」が言ってるかが重要なのかなと。
A様とB様は、どちらも私より段違いに経済的にも人間的にも優れている方です。
そんな方が、私の目の前で話すのですから心に響かないわけがないのです。
逆になかなかいないでしょうが、色々な面で私より遥かに劣る人がA様,B様と同じ内容を話しても私の心には響かないでしょう。
これって、ビックリすることだと思いませんか?
いくら素晴らしいことを発言しても、本人自身が発言内容にふさわしいレベルに達していなければ全く説得力がないということ。
例えば、私のような人間が「世界平和」についていくら熱く語っても
「ん?頭大丈夫?」
「なんか怪しい宗教にでも入った?」
くらいにしか思われないわけです。
非常にわかりやすい例えですね(笑)
ちなみに最近の私はB様の考えです。
思いは何かを引き寄せる力があるのでしょうか。
最近よく飲みに誘われます。
そして、誘われるがままに行きます(笑)
なので最近は必ず月1は飲みに出かけてます。
普段から飲みに行く方なら普通でしょうが、私としてはハイペースです。
しかし、遊びに行ってるわけではありません。
年齢や職業がバラバラな人達と飲むことで人生勉強をしに行ってるわけです。
色々な会話の中から「何か」を吸収しようと行くわけです。
重要なことなので繰り返しますが
決して遊びに行ってるわけではありません(笑)
新婚さんやお子さんが小さい家庭は、夜の外出となるとパートナーの許可が必要な方も多いかもしれません。
そんな時は
「遊びに行くんじゃない。人生勉強をしに行くんだ!」
と言ってみるのもありだと思います。
もちろん自己責任となりますが(笑)