“そこ”にストーリー(物語)があればカッコ良くなる
最近、お客様と話して「ウオォォォ〜!」と心にカッコ良さが響いたことがあるので書きます。
お客様にブログに書くと許可を得てないので、少しフィクションも入れてアレンジしてますが大筋合ってます。
何年も前から来店されていたお客様なのですが、雑談の流れからスーパーカーを所有していることがわかりました。
え?
マジですか?
スーパーカー???
何年も前から来店されていたのに知らなかったです…
話がこれだけだと、
「ああ、お金持ちなのね。」
とか
「羨ましいな〜。」
で終わりです。
しかし、お客様は小さい頃からスーパーカーがずっと好きで憧れだったそうです。
スーパーカーが好きということを周囲に言っていたせいか、大人になってから、ある筋からスーパーカーを譲ってもいいよ。という話が舞いこんできたそうです。
しかも、レアなモデルで破格な条件だったそうです。
お客様の状況を考えてくれて、元オーナーさんが車屋に売るよりも
「本当に好きな人に乗り継いでもらいたい。」
という理由から、車屋の買取金額よりも安く提示してくれたらしいです。
この時点で、元オーナーさんカッコ良すぎです。
絶対にモテる人だと思います。(笑)
安くといってもスーパーカーです。
お客様も、多少無理もしたと言ってましたが、
こんないい話は二度とない。
これも何かの巡り合わせだ。
と思い購入を決断したそうです。
買うまでには、色々な物語があったわけです。
購入までの内容を全く知らない人から見れば、場合によっては
「ちょっと金持ちになったからって、スーパーカーなんて買いやがって!」
とか
「あ〜あ、お金ある人はいいよな〜!」
なんて“嫉妬”とも言える反感を買うときがあるわけです。(笑)
でも、物語を聞くとカッコ良く思えます。
お客様の昔からの“好き”という気持ちや、周囲に話をしていたことが、スーパーカーを引き寄せたのではないかと思えてきます。
仮に宝くじで高額当選したから買ったと言われても、いいな〜とは思いますが、カッコいいとは全く思いません。
同じ行為でも、
『そこに物語があればカッコ良くなる。』
ですね。
私自信、何か色々と考えさせられた経験でした。
映画やドラマでも、どん底や浮き沈みがあるから心が揺さぶられるはずです。
順風満帆だったら全く面白味がありません。
今の現状に全く満足していないのであれば
「カッコ良くなる土台」は整っています。
私の土台は完璧です。(笑)
後は物語を作るだけです。
そもそも、カッコ良さって何だと思いますか?
顔?
スタイル?
オシャレ?
能力?
経済力?
やっぱり私は、『生き方』だと思うんですよね。
外見も大事ですが、これに勝るカッコ良さはないと思います。
年老いても、カッコイイじいさんになりたいですねぇ。
同じ思いの方。
是非、お話しましょう。
御来店、お待ちしております。